【イベント対応】ハンドメイド作家のための出版準備スケジュール|2か月前からできるToDoリスト付き(公開記事)

本記事は、イベントに向けて電子書籍とペーパーバックを準備するためのスケジュールを紹介。初心者でも安心のステップバイステップガイドです。
イベントに向けて出版したい方へ
イベント出展にあわせて、「電子書籍」と「ペーパーバック(紙の本)」の両方を準備したい方向けのモデルスケジュールをご紹介します。
はじめての出版でも大丈夫。
できればイベントの2か月前から準備を始めると、ゆとりをもって安心して進められます。
このスケジュールでできること
- イベントに「本を持って参加」することができる
- 出版→販売→プロとしての見せ方まで、段取りを把握できる
- 「いつまでに何をやればいいか?」がざっくり分かる
モデルカレンダーの概要


【STEP 1】7~8週間前~(目安:3週間)
電子書籍の制作を始めよう!
まずは、「どんな内容の本を作るか」を企画します。
イベントのテーマと関連づけると、よりお客様の印象に残りやすくなります。
たとえば:
- ワークショップと連動したレシピ本
- 季節限定作品をまとめたミニギャラリー本
- 制作の裏話やこだわりを詰め込んだ作品集 など
📌 企画に迷ったら…
「Insta Shine Me」で、Instagramの投稿内容やイベントの方向性などをもとに、出版アイデアを相談してみましょう!
【STEP 2】5週間前~(目安:2週間)
ペーパーバック(紙の本)の制作と準備
電子書籍のデータをもとに、紙の本(ペーパーバック)に調整していきます。
出版前に「校正刷り(お試し印刷)」を取り寄せて、色やレイアウトを確認する時間も必要なので、ここは少し余裕を持って進めましょう。
この期間にやること:
- ペーパーバックの原稿調整
- 校正刷りで仕上がり確認
- 著者用コピーを取り寄せ
- 本にフライヤーやキットをセットしてパッキング
【STEP 3】3週間前~(目安:2週間)
イベントの準備を始めよう
出版が終わったら、次はイベント準備へ。
「本をどう展示するか」「どんな資料を配るか」も含めて、ブースづくりを考えましょう。
チェックしたい準備:
- フライヤーやPOP、作品案内など印刷物の用意
- 名刺・お釣り・展示台の確認
- 本の見せ方やキャッチコピーも準備しておくと◎
【STEP 4】1週間前~
セールや告知の準備も忘れずに
イベントにあわせて、電子書籍を99円セールなどに設定すると、来場できない方にも本を届けられます。
告知の例:
- SNS(Instagram/LINEなど)でイベント情報とあわせて電子書籍セールも紹介
- セール設定は、KDPの管理画面から価格変更できます(イベント前夜に設定がおすすめ)
【STEP 5】イベント当日!
ついにイベント本番!
あなたの作品がまとまった「本」があることで、信頼感とプロらしさがぐんとアップします。
- ブースに本を並べて、世界観をアピール
- 「この本に、今日の想いも詰まっています」と伝えましょう
To Do リスト(チェックしながら進めましょう)
- 電子書籍を完成させる
- ペーパーバック用データを調整する
- 表紙を印刷用サイズに整える
- KDPにアップして出版手続き
- フライヤー・告知文を準備する
- SNSやLINEでイベント&セール告知
- 持ち物チェックリストを作る
補足アドバイス
出版は「急いで終わらせる」よりも、
ひとつずつ丁寧に進めることが、結果的に心にも余裕があり、作品にも自信が持てる近道です。
このスケジュールはあくまで一例ですので、
あなたの暮らしや活動スタイルにあわせて、無理のない形にカスタマイズしてお使いください。
最後にひとこと
あなたの作品が「本」という形になることで、
イベントでは「作品のファン」が「あなたのファン」に変わっていきます。
ひとつひとつのステップが、誰かに想いを届ける道になりますように。
応援しています😊